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30坪の平屋住宅!間取りと建築のすべて

注文住宅

2025/01/31(金)

今注目の平屋住宅!
ワンフロアで全てがまとまる生活動線は、理想的な暮らしが実現できる住まいです。

今回は4人家族でも十分住める30坪の平屋住宅にフォーカスして、その間取りと建築の全てを解説します。

*もくじ*

1│平屋30坪の基本と必要な土地の広さ

2│平屋のメリットとデメリット

3│30坪平屋の間取り実例

4│平屋間取りのコツと選び方

5│平屋建築の注意点とリスク対処法

6│30坪の平屋住宅の費用相場

7│まとめ


1.平屋30坪の基本と必要な土地の広さ

30坪の平屋とは?定義と基礎知識

30坪の平屋とは、3〜4人家族が暮らせる広さを確保した1階建て住宅です。
およそ100平方メートル(60帖)の広さがあり、間取りの自由度もより高くなることで使い勝手が良くなる広さといえます。
また、ワンフロアでLDKや寝室、水回りが配置され全てが整います。
2階が無く階段が無いため理想的な生活動線も確保しやすいです。
さらに平屋住宅は、全体にわたって生活空間をバリアフリー化がしやすいことも大きな特徴で、高齢者にとっても優しい住宅といえます。

30坪の平屋を建てる場合どのくらいの土地が必要かを知る

30坪の平屋を建てる場合に必要な土地の面積はその土地の建ぺい率によって異なります
具体的に一般的な住宅地での建ぺい率は30%から80%の範囲です。
例えば、建ぺい率が50%の土地であれば土地の広さは60坪以上必要となります。
平屋を建てる場合はその土地の建ぺい率を確認し、30坪の平屋が建てられるのかを確認することが必要です。

平屋の間取りレイアウトの考え方や間取り例に関しては【間取り例付き】平屋のレイアウトとそのメリット・デメリットで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


2.平屋のメリットとデメリット

◇メリット

家族でのコミュニケーションが増える

平屋は1階と2階に分かれているわけでは無いので家族の行き来が頻繁になります。
リビングを中心に家族が集まり、ダイニングで食事を楽しむのはもちろんのこと、お風呂やトイレに行くのも家族の気配を感じることができます。
体調の変化や顔色など家族の様子を何となくチェックできたり会話が増えることがメリットです。
家族と顔を合わせる機会が増えるとコミュニケーションが円滑になり、より良い関係が築けます。

生活動線の良い間取りにできる

平屋は2階が無いので移動距離が少なく生活動線がスムーズになる間取りになります。
特に家事を全てワンフロアで済ませられるメリットがあります。
掃除も1階だけで済むため掃除機を2階に持って上がる必要もありません。
家事は時短が重要なので、移動距離が少なく効率の良い動線を確保することがポイントの一つです。

◇デメリット

広い土地が必要になる

平屋のデメリットは広い土地が必要になることです。
特に土地の坪単価の高い場所を希望されている方には、土地建物の総額費用が高くなります。
予算に応じた土地を探すことが必要になってきます。

2階建てと比べて割高になる

平屋は2階建てと比較すると建築費用が割高になることもデメリットの一つです。
同じ30坪の床面積の2階建てと比べると、基礎と屋根が約2倍になるので建築の総額は高くなるということです。

日当たりや風通しが悪くなる可能性もある

周囲の家が2階建てであれば平屋は家の高さが低い分、日当たりや風通しが悪くなることもあります。
隣家との距離があれば、それほど気にはなりませんが建物同士が近かったり前面道路幅が狭かったりすると多少は影響するでしょう。

平屋のデメリットを踏まえて、2階建ても検討される方もいらっしゃるかと思います。平屋と2階建てを比較検討される方に向けて【徹底比較】平屋VS二階建て~特徴・メリット・デメリット~で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


3.30坪平屋の間取り実例

様々な使い方が可能な5LDKの間取り

30坪の平屋を5LDKの間取りにすることで、部屋数が多くなるため様々な使い方が可能になります。
家族が増えて寝室にすることや衣装部屋にしたり、リモートワークの仕事部屋や趣味に利用する部屋など5つの部屋があれば自由度が上がります

コミュニケーションを大事にできる3LDKの間取り

3LDKの場合は大抵4人家族でも寝室で埋まってしまいます。
そうなれば、共有するスペースが多くなることやリビングに家族が集まることが多くなりますよね。
コミュニケーションを大切にするなら3LDKの間取りがベストといえるのではないでしょうか。

広々パントリーのある平屋3LDKの間取り

パントリーは家族の食材などのストックスペースなので広い方が良いですよね。
ご主人のビールやお子様のジュースなど場所を取る物もたくさんあります。
部屋を3つにすることで広いパントリーを確保するのも、忙しい家族にとっては有効な選択といえます。

平屋3LDKのレイアウトの考え方やコツに関しては平屋の間取りで3LDKの家を建てるコツ!で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


4.平屋間取りのコツと選び方

間取りプランをたくさん見てイメージを膨らませる

平屋にもたくさんのバリエーションがあります。
中庭を確保するコの字やロの字の形状の平屋もあれば、一つ一つの部屋の広さを優先する間取りもあるでしょう。
平屋の図面をできるだけたくさん見て自分達に合った間取りをイメージすることがポイントです。

デッドスペースを活用する

平屋のデッドスペースといえば小屋裏につくるロフトがおすすめです。
部屋数が少し足りない場合や収納が少ないと感じる場合はロフトをつくってデッドスペースを有効に活用しましょう。
リモートワークの部屋にしたり収納や子どもの遊ぶスペースにできます。

収納をバランスよく配置する

平屋の収納スペースは適材適所にバランスよく配置することが重要です。
偏らないようにどの場所に何を収納するのかを想定し間取り設計することがポイントです。
後でここに収納があれば便利なのにと後悔しないためにもしっかり計画しましょう。

平屋収納の考え方やアイデアに関しては平屋の家の収納アイデアで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


5.平屋建築の注意点とリスク対処法

計画段階でのバランスの悪い屋根と外壁

平屋の屋根と外壁のバランスを考えずにデザインしてしまうと、全体での印象がデザイン的に悪くなる可能性があります。
対処法としては屋根の高さやデザインを考え、一体感をもたらすような色や素材を選択することが必要です。
また窓や扉のサイズや配置、数量をバランスよくすることもポイントの一つです。

浸水時のリスクが高い

台風や大雨の災害時には2階に避難することができないので、浸水した場合のリスクが高くなります。
土地を購入する場合には、ハザードマップや過去の洪水災害の事例などを確認することが重要です。

暖房が効きづらいなどの暮らしの失敗例と対策方法

平屋は日当たりをよくするために片流れ屋根や差し掛け屋根で天井を高くする傾向にあります。
フラット天井よりも勾配天井で少しでも採光や風通しをよくしたいという観点からです。
そのため冬の季節は暖気が上部に溜まって足元が寒いことがあります。
対処法は、シーリングファンで部屋の空気を循環させることで解消します。
平屋にとって採光や風通し、開放感も大切なのでシーリングファンは必須と言っても良いでしょう。


6.30坪の平屋住宅の費用相場

平屋30坪の費用相場はどのくらい?

30坪平屋の建物の費用相場は2,200万円〜2,500万円(税込み)と考えると良いでしょう。
坪単価にすると70〜100万円程度です。
土地購入からの方はそれにプラスして考えましょう。

平屋30坪を建てる際の費用シミュレーション

平屋3LDKの場合のシミュレーション

※あくまで費用の目安なので参考程度にお考えください(税込み価格)

平屋の間取りと相場に関しては【完全版】平屋の間取りとその相場で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


7.まとめ

30坪の平屋住宅について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
平屋のメリットはたくさんありますが、その反面デメリットも少なからずあります。
30坪という広さは家族が暮らすには、ちょうど良いサイズ感で使い勝手の良い広さでもあります。
まずは自分達の家族が平屋での暮らしに合っているのかを確認し、メリットとデメリットを考慮して判断することが重要ではないでしょうか。

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